【知ってほしい】西尾市長による令和2年度の施政方針「競争に打ち勝つ共創力」が述べられました!!

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おはようございます、愛知県西尾市の公務員・村田裕昭です。

西尾市では、昨日2月25日(火)より西尾市議会3月定例会が開会。
初日の冒頭には、中村市長より令和2年度の施政方針「競争に打ち勝つ共創力」が述べられました。

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詳しくは、地域の新聞社である愛三時報三河新報の2社の2月26日(水曜日)付け記事をご覧いただくか、ホームページにアップされているデータを確認していただきたいと思います。
※アップされ次第リンクを貼ります

「愛三時報」

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「三河新報」

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開会初日の冒頭には、今年度のスローガン「多様性が輝く共生のまちづくり」の取り組み、社会経済情勢、予算編成、新たな設置する交流共創部、スマート自治体、官民連携などの説明と推進を述べられています。

続けて、第7次西尾市総合計画の将来都市像「自然と文化と人々がとけあい 心豊かに暮らせるまち 西尾」にむけた6つの柱に基づく主要事業への方針が述べられています。

【6つの柱のタイトル】
①活力と魅力あふれる産業づくり
②利便性と快適性を高める基盤づくり
③地域を支える文化と人を育む環境づくり
④安心できる暮らしを支える健康・福祉のまちづくり
⑤安心とうるおいのある環境づくり
⑥市民と行政が共に考え、行動するまちづくり

僕からは、昨年と同様に各柱の中で僕が個人的に注目していきたい事業(コト)をピックアップします。

①活力と魅力あふれる産業づくり

【注目している事業(コト)】
「西尾南部ベイエリア協議会の発展」
西尾南部ベイエリア協議会とは、一色うなぎ漁業協同組合を始めとする一色地区の14の各種団体で構成されています。
地域ならではの資源を生かした体験プログラムや特産品の開発に取り組まれており、昨年は内閣官房及び農林水産省の「ディスカバー農山漁村(むらと読む)の宝」の優良事例に選定されました。
(写真は「広報にしおFacebookページ」より)

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来年度の機構改革による交流共創部や西尾市観光協会などとの連携を深め、事業者に対しての敬意と感謝を忘れずに、末長く応援していきたい。
西尾市の南側からの活力に期待大です!

②利便性と快適性を高める基盤づくり

【注目している事業】
「名鉄西尾・蒲郡線とバス」
2つを書いてしまいましたが、キーワードは「移動」です。
昨今、ウーバーやライドシェアなどの配車サービスが注目されているように、移動の手段や方法が変わると地域にいる人の生き方が楽しい方向に変わると僕は思っています。

そんな中で、名鉄西尾・蒲郡線という電車とくるりんバスなどの公共交通機関についても、僕らの生活には欠かせません。

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名鉄西尾・蒲郡線現在については、令和3年度以降の鉄道運行の継続協議中でありますので、引き続き注視していきます。
バス路線については、路線拡大や運賃200円で乗り放題となるなど利用者の利便性向上を期待するとともに、僕自身も乗車して体感したことを共有していきたいと思います。

③地域を支える文化と人を育む環境づくり

【注目している事業】
「デンソーエアリービーズとの地域活性化」

昨年はワクワク西尾創生コンテストを通じて僕の初事業となった「エアリービーズPRフラッグの掲示」が実現しました。
おかげさまで、職員間や地域の方との間でエアリービーズを通じた会話がグンと増えた印象や手応えを感じています。
あらためて、この場を借りてお礼申し上げます。

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エアリービーズを応援していて面白いのは、スポーツやバレーボールという競技に限らず、教育や食などにもつながりをもてるように、チームの存在を知っていただくことでそれぞれの立ち位置・目線でエアリービーズを楽しめる可能性が無限にあるということです。

チームも2019-20シーズンは4位という成績を残すことができ、東京オリンピック代表候補に5人が選出されている強豪チームへと成長しています。
西尾市としてもより一層チームや地域事業者などとの連携を図り、地域のみなさんと一緒に楽しみながら盛り上げていきたいと思います。

何かやってみたい、応援したいアイデアがありましたら、ぜひお声掛けください!

(ちなみに、僕はオリンピックのチケット抽選を申し込みましたが全て外れました…。)

④安心できる暮らしを支える健康・福祉のまちづくり

【注目している事業(コト)】
「保険・福祉・医療の専門職相互の連携」

こちらは事業というわけではなく、社会保障に対して総合的にサービス提供できる環境づくりをしていくことが重要だと考えます。
(写真は「広報にしおFacebookページ」より)

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・市民病院の安全で安全な医療サービスの提供と経営
・高齢者一人ひとりの心身の状態に合わせた暮らしの支え
・健康寿命延伸を図る支援
・障害をもった方も暮らしやすい環境づくり
など、幅広くなってはしまいますが、地域にいる方々を市や事業者などを含めたチームでケアしていけたらと思います。

⑤安心とうるおいのある環境づくり

【注目している事業】
「産業廃棄物最終処分場の阻止」

一色町生田地区における新たな産業廃棄物最終処分場の計画がありますが、暮らす方ははもちろんのこと、三河湾という自然や海産物に対する影響は計り知れません。

今後の状況については既に公開されている動画の周知、調査や研究などの内容をしっかりと情報公開・発信をすること
そして、市民との対話を元に安心、安全を守る取り組みをしていくことを望みます。

※動画にもありますが、西尾市であり僕としても全ての産廃処分場を否定するものではありません。

(動画はこちらです)

※短編

※長編

⑥市民と行政が共に考え、行動するまちづくり

【注目している事業】
官民連携ワンストップ対話窓口 Cラボ西尾

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昨年度より、各事業部局で対応していた民間事業者からの提案・相談を一元的に受け付ける窓口として設け、行政サービスの向上と行政のスリム化を実現していくため、民間活力の積極的活用を推進するものです。
(設置は総合政策部内)

僕個人的には、現時点ではCラボ自体を「知ってもらう・試してもらう・実践する」のようにこれから成長していくコンテンツだと感じています。
今後の事例や相談を元に示せる方向性が見えてくることで、担当に限らず他の職員も気づきや知恵が出てくるかもしれません。

僕ならば、この事業自体を面白がると言ったら遊びが聞きすぎた表現かもしれませんが、「○○だと△△が想定されるから□□とか☆☆が想定される・いいかもしれないね」みたいな思考を創造できると、一気に展開が広がりそうな気がしています。
まさに、共創を期待したい

最後に

この場を借りて伝えたいことは、昨年と同様になってしまいますが、地域は関係なく市民の方々に施政方針を知っていただきたいということです。
くわえて、知っていただいた後には、どこかで何かの事業や分野において検証していただき、市政にむけて自分の住むまちを良くしたいという思いや熱量を僕らに伝えていただきたいということです。
もちろん、日本人か外国人かの国籍や、子どもから大人までの年齢も問いません。

僕が市長が述べられている共創力のイメージは、行政(○)と市民や民間・委託先(□)が互いの主張をする・せざるをえない縦関係ではなく、ここはこうできる・もっとこうしたらどうかなと共に助け合っていく双方向で向上していく縦または横関係を理想としているのではないでしょうか。
(イメージ)

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僕個人的にも、「共創」という言葉はこれからの西尾市にとっても、これからの時代や社会においてもベストだと思っています。
あとは、言葉の一人歩きにならない、地に足をつけた市政を運営していくことが重要です。。

最後の言葉は昨年度と同じになりますが、一職員として、西尾市のことを少しでも気にしていただき、市民や地域のみなさんのご期待に応えられるよう努めていきます!
ダメなことがあれば、あたたかく、時には厳しく叱咤激励をお願いします。

西尾市をみなさんの力で元気にしていきましょう!!

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ABOUTこの記事をかいた人

ムラタ ヒロアキ

ヒトとの出会いをきっかけに西尾市役所へ転職。ふるさとプロデューサー。
行政マンと個人の両目線をもってブログ「Murabridge」を運営。
日常に溢れる地域資源を発信し、自らが訴求したいことで何かとつながる(架け橋)を目指す。
そこから生まれる新たな世界と展開を求めて。