こんばんは、愛知県西尾市の公務員・村田裕昭です。
1月30木曜日。
今日は仕事の都合もあり、西三河6市(刈谷市・碧南市・安城市・西尾市・知立市・高浜市)と言われるエリアの中の刈谷市へ行きました。
(刈谷市役所の庁舎)

何度か訪れたことがある中で、以前から「あ、これいいなぁ!」と思っていたスポットを今日は紹介します。
※受付の方に許可をいただいています。
まず、1階南側にあります正面玄関に行きます。
(刈谷市ホームページのフロアマップ)

(本当の入口)

すると、よく見ると既にこの角度からでもチラッと見えてしまうのですが、正面玄関を通ると右手に見えるのがこちら。
刈谷市に拠点を置く女子バスケットボールチーム「デンソーアイリス」に所属します、高田真希選手と赤穂ひまわり選手の女子全日本代表のユニフォームが設置されています。


かっこいいですねー!
おまけに、正面玄関を入ってすぐだと気づかない人はいないであろうと言えるいいインパクト。
こちらの設置スペースは、アカツキファイブと呼ばれるバスケ女子全日本代表のチームが平成29年7月8日(土)・9日(日)に刈谷市にあります「ウイングアリーナ刈谷」にてオランダ代表との国際試合が行われたとして2人の選手の紹介がされています。

さて、ここで皆さんは何を感じられますか?
また、どんな印象をもたれますか?
僕は自分がバスケットをやっていたとか関係なく、単純に「あ、刈谷市は地域にあるバスケットボールチームを応援してるんだ。」と思いました。
または「刈谷市には全日本の選手がいるんだ。すごい!」と感じる方もいるでしょう。
これだけ目立つところにあれば、何も知らない人でもそう感じる人が多いはずです。
確かに、刈谷市にはデンソーアイリスをもつ株式会社デンソーの本社もありますが、パッと見れば企業よりもバスケット(あるいはスポーツ)な印象が頭に残る気がします。
色やレイアウトもよくて一目で伝わる、目を惹く方法としてはいいなぁと感じました。
あ
あ
それから、もう一点大事なこと。
それはその町の自治体職員がどう感じているかです。
今回の刈谷市で言えば、刈谷市の職員さんがあの設置箇所を見て、知っていてどう感じているのか。
ただのバスケチーム、日本代表のユニフォームが飾ってあると見るのか。
いやいや、わが町が誇る企業のチームから日本代表の選手が2人もいて、しかもわが町のアリーナで代表の試合をしたんです!だから一緒に応援しましょう!というスタンスなのか。
僕は仕事でもプライベートでも色んな自治体に行く機会がありますが、こういうところを職員がどう見てるかって結構わかります。
そして、残念ながら形骸化されている職員が多いと感じています。
※刈谷市をはじめ特定するものではありません。
僕が思うに、その自治体の職員が自身の自治体に関わることを応援したり、PRしたり、注意喚起したりする姿勢は大切なのではないかということです。
地域にあるものを最大限活かせるのも自治体の面白さだと思います。
あ
あ
こういった庁舎を活かした取り組みは、何気ないようで自治体の顔的な役割の一部を担っていると言っても過言ではありません。
西尾市も当然ながら、他の自治体もうまく活用してPRしていけると面白いと思います。
手前味噌にはなりますが、僕が提案させていただき事業化となったデンソーエアリービーズを西尾市全体で応援しよう!という機運を生み出すために、本庁舎南側駐車場に設置した”応援フラッグ“も公共施設を活かす・公共施設だから活きることを考えて提案しました。
おかげさまで多くの職員の方、地域の方、チームの方にも声を掛けていただける機会が増えて、僕自身毎日フラッグを見て応援するとともに、元気をもらっています。

そんなところを気にしながら自治体の庁舎を訪れてみると意外に面白かったりしますし、結果的に市民の方も市民以外の方にも地域愛が伝わるものがあれば最高ですね。
僕も自分の仕事に限らず西尾市の魅力を伝えていけるように工夫していきたいと思います。
では!