今後益々の多文化共生社会に!西尾市に在住する外国人の方は10,000人!!

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こんばんは、愛知県西尾市の公務員・村田裕昭です。

個人的に目を引く数字に驚き!

愛知県西尾市は、令和元年9月1日時点で外国人在住人口が10,000人を越えました!

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振り返れば、
西尾市に在住する外国人について、僕が興味関心をもちやすいきっかけとなった多文化交流イベント『SUN・VILLAGE 2019』が開催された今年の4月の際に調べてみました。

多文化交流イベント「サン・ビレッジ2019」から見えた西尾市の未来を占う!

(平成31年4月1日時点)

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それからわずか5ヶ月。
西尾市の総人口は172,435人。

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そんな中で、外国人が10,000人を越えたという情報を知った時、数字的インパクトもありますが、「これは西尾市民として知っとかなあかんやつ!」と直感があったと同時に、「これは発信しとかなあかんやつ!そして、僕らのこれからを考えるきっかけにしなきゃあかんやつ!」と思いました。

数字だけで見れば、日本人が減少し、外国人が増加傾向にあることで、西尾市の総人口が微増している事実がわかります。
同時に、日本人の減少要因が気になります。

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総人口の数字だけ見れば、全国的に少子高齢化を始めとした人口減少社会が叫ばれる中において、マイナスなことではありません。
あとは、僕らがこの現状をどのように受けとめて、暮らし、働き、生きていくのかを考えなくてはいけません。

西尾市においては、定年退職・再雇用の任期満了や高齢化社会の影響、市が力を入れている企業誘致などにより、製造業関連を始めとした企業による外国人労働者の増加が見込まれます。

僕の知る限り、西尾市内で農業をされる外国人がいらっしゃることも存じています。

色んな要因がありますが、西尾市に在住される外国人の方は、今後数年は微増していくと僕は予想しています。

つまり、これからの西尾市は、外国人の方をしっかりと受け入れて、多様性溢れるまちづくり、共生社会を築いていくフェーズに突入しているということです。

現在、西尾市では、地域つながり課や市民課、子どもに関連する課を中心に、外国人の方への対応を強化すべく創意工夫の事業を進めています。
実際に、防災面の多言語アプリや、やさしい日本語教室などを実現させており、言語、安心安全、ごみ捨て、税金面、教育、福祉など、あらゆる面での市民協働を目指しています。

見方を変えれば、在住またはこれから来日する外国人の方にとって、既に自国の知り合いがいる、外国人同士のコミュニティがある、公的な行政サービスも強化していることで、西尾市は暮らしやすいという点もあるのでしょう。

また、時には僕ら日本人が外国人の方から食事や語学、文化などについて学び、感じられる機会が身近にあることは、グローバルを体感できたり、もしかしたらこれからの豊かさの一部になるのではないでしょうか。

僕からのメッセージは、まずは知りましょう!ということです。

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西尾市のホームページには、公称町名別、行政区別、年齢別、外国籍別の人口統計資料があります。

ぜひ、一度確認してみてください。

そして、自分や家族、学校や会社、知人や友人の方のまわりで、外国人の方がいる西尾市や日本について、どんな風に感じているのか、どうしたいのかを考えるきっかけにしてみてください。
それぞれが気づく、見えている世界観が必ずあります。
その中で、自分ができることできないこと、行政がやることやれることやってほしいことなどを、発信していきましょう!

「自分たちの町のことは、自分たちから!」

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そうすることで、僕らの理想であり、実現したい多文化共生な社会につながっていくと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

ムラタ ヒロアキ

ヒトとの出会いをきっかけに西尾市役所へ転職。ふるさとプロデューサー。
行政マンと個人の両目線をもってブログ「Murabridge」を運営。
日常に溢れる地域資源を発信し、自らが訴求したいことで何かとつながる(架け橋)を目指す。
そこから生まれる新たな世界と展開を求めて。