【知ってほしい】統計を知ることで「へー、そうなんだ!」が地域に増えることは超重要だと思う!!

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統計を知り、多くの「へー!そうなんだ!知らなかった!面白い!」の声を増やしたいです!

こんばんは、愛知県西尾市の公務員・村田裕昭です。

3月25日(月)。
西尾市の総合政策部企画政策課より「西尾の統計 2018年刊」が公開されました。

西尾市のホームページにおいては、トップページ表示はされていないため、検索画面にて「統計2018」を入力をしてください。
データは誰でもダウンロードできます。

紙媒体が見やすいという方は、企画政策課にて印刷された冊子を300円で購入できるようになっています。
今から紹介させていただく写真を参考にしてみてください。

※データはカラーですが、冊子は全てモノクロです。

今回は、西尾市に限らず各市町村の統計を知ることで、自分の暮らす地域を考えるきっかけにしてほしい。
各自治体に対して外部の目で見る方へ知っていることでリアルな現状を知ったうえで未来の役に立ててほしい、いうメッセージを伝えたい。

もう一点は、どうやったら統計に興味、関心をもてるの?ということに対して僕なりのアプローチ方法を紹介。

代表して、西尾市の冊子で説明していきます。

統計資料を見る

まずは表紙。
こちらの冊子は全部で109ページにもなる情報が詰まっています!

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開いた1ページ目は、西尾市章の紹介からはじまっています。
続けて、僕らの日常に近い「世帯人口」、「保有自動車数」、「交通事故」、「火災」などの統計情報が1日や1人と言ったわかりやすい数値で記載されています。

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目次には「人口」、「事業所」、「工業」、「運輸・通信」など様々な情報が探しやすく記載されています。
ここまで幅広い情報が知れることは当たり前ではないですから、貴重な情報だと言えます。

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僕自身、目次を見て「こんな項目があるんだ」、「これは知らなかったけど面白い」と気づけるだけで学びになります。

行政職員としての目線。
内外から西尾市で何かをしようとと考える目線。
どちらにも役に立ちますから、まずは各市町村には統計資料があるということを知っていただきたい、自分や企業に必要な情報を見つけていただきたいです。

知った後に、自身に活かしたり、周りの友人や知人の方と共有することで課題やストロングポイントの発見をしたり、自由に活用していくことが広げていけることで、より統計が活きていくと思います。

どうやったら統計に興味、関心をもてるのか?

次ページ以降はあくまで僕の主観にはなりますが、統計に興味、関心をもちやすいのではないかという分野を紹介。

※写真では全ての項目や数値は見えにくいため、詳細はデータを確認してもらえたら幸いです。

まずは人口。

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西尾市は、平成31年3月1日時点で172,378人。
男性が87,460人、女性が84,918人。
世帯数は64,740人です。

統計資料は直近のタイムリーな内容ではありませんが、現時点と比べるだけで多少でも推移や将来予測に役立ちます。
イコール、行政で言えば将来の人口減少にむけた先手の政策、民間で言えば事業の方向性を決めるなどの役に立てることができます。

続いては事業所。

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前職(金融機関)の影響もあってか、いつも気にしている資料。
どんな分野の事業がどれくらいあるのか、年数が経過するにあたりどれくらい増減があるのかを知ることで、事業関連部署が対応する内容を変化させていく必要はあると感じます。
税収面、まちのにぎわいの観点から見ても、事業者以外の方にも関わってきます。

最後の紹介は国・県・市指定文化財と国登録有形文化財件数。

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これを見ると、西尾市にはかなり多い件数があるということを実感することができます。

・国指定 国宝 1件
・国指定 重要文化財 9件
・県指定 文化財 47件
・市指定 文化財 168件
・国登録 有形文化財 9件

西尾市、すごいっす!
僕はこんなにも文化財がある地域に暮らしているんだと気づくと感激します!!


こんな具合に、統計に興味、関心をもつために必要なコツは、自分が好きだったり、単純に知れて「へー!そうなんだ!」と思える項目を探すことだけ。
難しく考える必要なんてありません。

僕で言えば、

・人口減少時代と言われていることは仕事にも自分の暮らしにも影響があるから
・事業所の存在の大切さ、尊さを知っているからこそ支援策を考えたい、チャレンジする人を応援したい
・文化財が多い町=素晴らしい歴史のある町は誇れることを知りたい

そんなきっかけで統計資料に興味をもつようになり、入庁以降毎年楽しみに眺めています。

楽しみながら、素晴らしい資料をイジるくらいの気持ちで自分の仕事や暮らしに活かす。

そんな統計の活用方法ができたら、活用する人が増えていったら、面白いじゃないですか。

そして、そんな地域はきっとリアルな分析ができて、リアルに必要なことを打ち出していける市民が集い、身の丈にあったいい感じの地域に近づける気がします。

ぜひ、ご自身の地域の統計資料を確認してみてください。

西尾市の方は、僕と一緒に西尾の統計2018年刊で一杯、いや二杯三杯と飲み語りましょう♪

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ABOUTこの記事をかいた人

ムラタ ヒロアキ

ヒトとの出会いをきっかけに西尾市役所へ転職。ふるさとプロデューサー。
行政マンと個人の両目線をもってブログ「Murabridge」を運営。
日常に溢れる地域資源を発信し、自らが訴求したいことで何かとつながる(架け橋)を目指す。
そこから生まれる新たな世界と展開を求めて。