【知ってほしい】西尾市長による平成31年度の施政方針「多様性が輝く共生のまちづくり」が力強く述べられました!!

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「市民が主役のまちづくり」を掲げた市政運営のキモを紹介します!

こんばんは、愛知県西尾市の公務員・村田裕昭です。

西尾市では、2月25日(月)より西尾市議会3月定例会が開催されています。
初日の冒頭には、中村市長より平成31年度の施政方針が述べられました。

愛三時報

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三河新報

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詳しくは、ホームページにアップされているデータを確認していただきたいと思います。

僕からは、第7次西尾市総合計画の将来都市像「自然と文化と人々がとけあい 心豊かに暮らせるまち 西尾」にむけた6つの柱に基づく主要事業のタイトルを紹介。

①活力と魅力あふれる産業づくり
②利便性と快適性を高める基盤づくり
③地域を支える文化と人を育む環境づくり
④安心できる暮らしを支える健康・福祉のまちづくり
⑤安心とうるおいのある環境づくり
⑥市民と行政が共に考え、行動するまちづくり

そして、各柱の中で僕が個人的に注目していきたい事業をピックアップしてみます。

①活力と魅力あふれる産業づくり

【注目している事業】
「インバウンドプロジェクト」

来日する外国人をターゲットに、体験プログラムの造成や多言語ガイドの育成を支援。
FIT(Foreign Independent Travel・個人手配の旅行)の誘致推進すること。

西尾市の食、自然環境を活かした地域資源は県内屈指の観光スポットです。
地域への導線を整えることで、西尾市を選択してもらえるようにする必要があります。

西尾市は、一般社団法人西尾市観光協会が日本版DMO(Destination Management Organization)の地域DMOとしての登録をしているため、連携をしていくことで相乗効果を期待したいですね。

※DMOとは、観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人

②利便性と快適性を高める基盤づくり

【注目している事業】
「名鉄西尾・蒲郡線について」

現状、名鉄西尾・蒲郡線につきましては、名鉄西尾・蒲郡活性化協議会や関係団体、地域の方々による利用促進活動が実を結び、輸送人員は10年間連続で増加傾向にあります。

ただし、運行存続が決まっているのは平成32(2020)年度までとなっているため、今後も蒲郡市や名鉄との協議を整えていくことで、公共交通の確保、利便性の向上に努めていくことが重要です。

僕自身、通勤時や他地域に出かける時に利用していることからも、公共交通の必要性を強く感じています。
行政だけではできることも限られてしまいますので、地域や民間と一体となって向き合っていけたらと考えます。

③地域を支える文化と人を育む環境づくり

【注目している事業】
「エアリービーズPRフラッグの掲示」

今年度初開催された『ワクワク西尾創生コンテスト』にて僕が提案させていただいた「西尾市の地域活性化 with エアリービーズ」による新事業です。

「西尾市にはエアリービーズがある」からこその事業であり、チームの存在を知る・関わる・楽しむことで西尾市とチームが元気になることを目指しています。

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僕自身、人生が変わるくらいの影響を受けた思い入れのある事業ですので、多くの方に伝わるように準備できたらと思います。

④安心できる暮らしを支える健康・福祉のまちづくり

【注目している事業】
「今後の西尾市民病院のあり方」

西尾市民病院では、平成29年3月に策定した「西尾市民病院病院改革プラン」を着実に実行し、安心安全な医療サービスの提供と、経営の安定化に努めています。

医師不足の解消に市長自らトップセールスを行ったり、碧南市民病院との経営統合等の課題もあるわけですが、市民との対話を大切に、どのようなあり方にしていくのかを考えていかなくてはいけません。

必ず地域には必要だと思う側ですが、要求ばかりではうまくいきません。
個人的にキモになると思うのは、「利用者のニーズを把握した上でのビジョン」と「病院を経営するという感覚やシビアさ」。
その中でどのように舵を切っていくかの判断が必要だからこそ、行政の頑張りどころです。

担当課ではないからではなく、常に気にしている課題だと認識していきます。

⑤安心とうるおいのある環境づくり

【注目している事業】
「災害時における非常連絡網の強化」

平成31年度からは、新たに防災無線の放送や緊急速報メールの内容を確認することができるアプリの供用開始を予定しており、情報を迅速に入手できるようにしていきます。

また、外国籍の住民の方にも情報できるように多言語対応機能も検討。

安心安全に暮らせる、助け合える環境を整えていけたらと考えます。

⑥市民と行政が共に考え、行動するまちづくり

【注目している事業】
「スマート自治体への転換を目指したAI・ロボティクスの導入を検討」

市民サービスの向上と事務の効率化を図るべきテクノロジーの導入は、今後の自治体運営において避けては通れません。

テクノロジーの進化により、便利と楽が実現できる。
だからこそ、人の価値が大切になってくる=公務員の苦労を代替し、繁忙する業務が改善できたり、時間が生まれることで働き方もプラスな方向にシフトしていけます。

そのために課題となるのがテクノロジーリテラシーの底上げです。

個人や各課だけではなく、市全体で捉えていくことが大切だと思います。


以上が僕が6つの柱の中に掲げる一部の事業に対する考え方です。

繰り返しになりますが、全ての内容については市のホームページよりご確認をお願いします。


この場を借りて伝えたいことは、地域は関係なく市民の方々に施政方針を知っていただきたいということです。

「西尾市は何を考えているの?」
「どんな方向にまちづくりをしていくの?」

を知っているかいないかで、行政に対する見方や考え方がガラッと変わると思います。

西尾市に限らず、ぜひ自身が暮らしている、関わっている自治体の施政方針を見てみてください。

知る、関わる、一緒に創ることで、僕らの生き方が変わるかもしれません。

ダメなことがあれば、あたたかく、時には厳しく叱咤激励をお願いします。

僕も一職員として、西尾市のことを少しでも気にしていただき、市民や地域のみなさんのご期待に応えられるよう努めていきます!

西尾市をみなさんの力で元気にしていきましょう!!

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ABOUTこの記事をかいた人

ムラタ ヒロアキ

ヒトとの出会いをきっかけに西尾市役所へ転職。ふるさとプロデューサー。
行政マンと個人の両目線をもってブログ「Murabridge」を運営。
日常に溢れる地域資源を発信し、自らが訴求したいことで何かとつながる(架け橋)を目指す。
そこから生まれる新たな世界と展開を求めて。