公務員の当たり前な感覚にモヤモヤしていた
今回は公務員に関する内容。
(ネガティブではないです)

お題は「公務員の当たり前は市民の当たり前ではない」です。
自分の中のモヤモヤに対する検証を込めて書きます。
公務員あるあるの世界です。

僕は転職してから感じていたギャップ。
何を言っているかと言えば、公務員の話し方、聞き方、捉え方、動き方などで『公務員が当たり前っぽくないない?』と聞こえたり、感じたことってないですか?
もちろん全てが悪いわけではなく、時に市民に対して伝わっている?ずれていない?みたいな感覚をもったことは?
転職組だから感じている?とも思いにくく、非常にモヤモヤしてます。

時に、その当たり前がすれ違うと摩擦(ギャップ)が起きます。
すると、僕ら公務員への苦情となりがちな気がしています。

この問題はなんで起こるのか?と考えてみると、外向きと内向きな感覚があるからなんですよね。
だけど、僕は以外にも内向き感覚になってる人が多くないか?って思ってるんです。
あくまで僕の仮説ですが、現場として感じているファクト。
そんな、内向き感覚が原因で苦情になったケースが僕の職場でありました。
まさに、公務員の当たり前な感覚から生まれ、気づけていないケースです。

【シチュエーション 窓口来庁者への対応】
職員A 20代若手職員
・仕事を頑張ることが課内では認知されている
・僕も職務を任せることに異論はない
市民B 50代の方
・業務の進め方に関する問い合わせ
・一方的におかしなことを言うタイプではない
この2人の間に摩擦が起こりました。
これが苦情対応結果の報告を見てまとめたざっくりな検証イメージ。
◯箇所は問題ないんです。
でも、?箇所に関する部分がスルーされていたことに僕はモヤモヤ。

もう少し深堀りして検証。
◯は公務員の当たり前を理解、納得を得ているので問題なし。
でも、?箇所を見てみると公務員の当たり前な感覚の対応が相手にギャップを生み、苦情になったんだと分析。
そして、気づいていない感が否めないことに僕は違和感を覚えていたため、一石を投じたくこの記事を書いています。
僕が全て正しいとは思わないけど、「これでいいの?」が苦情になっている今回のようなケースを見ると、防げないギャップではないと思います。

簡単に言えばこのスライドだと思うんです。
僕だって公務員の世界で知らないことだらけ。
たまに他課で当たり前感を感じると、僕ですらイラッとします。笑

僕はこの感覚をもって仕事をしています。
満点ではなくても、意識をしていればギャップは最小限に収めることはできるんです。

じゃあどうやってその考え方、動き方をやるの?
僕のやり方はこれ。
僕の前職や人生の経験も影響があるかもしれないけど、そうすることで当たり前へのギャップを起こさないように努めている。

くわえてこれ。
なぜ、については公務員になってからの方が考えるようになった。
自分で言うのもおかしいかもしれないが、僕は行動力には長けていると思う。
でも、なぜが弱いとブレるんです。
公務員の世界に入ってからは、よりなぜへの意識が強くなっていて、深堀りすることで、その先には面白いことにつながることが増えているように感じています。

ですが、こんなクソ偉そうに言っている僕は失敗をしています。
僕は税に関わる職場なので、どれだけ注意深く対応してもギャップが生まれてしまうこともあります。
しかし、繰り返し失敗したことで見える線引きも見えてきます。
当時はわからなかったけど、自分を疑い、深堀りすることで少し景色が変わってきたことも実感しています。

失敗したら素直に謝ります。
トライ&エラーです。
変化は怖いと言いますが、立ち止まっていては成長はありません。

当たり前なんですが、公務員は人なんですよね。
公務員の機械なんて言ったら人間の何十倍くらいのスキルを求められますから。笑
人だから面白いんですよ。

公務員は、世の中をハッピーにできる仕事です。
公務員の当たり前が、市民のハッピーにつながる。
ちょっと真面目ぶってみました。
※本記事はあくまで個人的な見解であり、世間の公務員の方を否定批判するものではありません。不完璧なアウトプットであることをご承知ください。